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しんせんそくりょう【深浅測量】

読者カード 用例 2023年01月21日 公開

2021年10月21日 ubiAさん投稿

用例:卽ち先づ水路部の海圖の樣な深淺測量の委しく出來た圖によつて、五尋十尋等の等深線を作り、
『潮汐の副振動』 1909年4-5月 寺田寅彦
語釈:〔名〕水面を利用するために水域の深さを測量すること。船舶の航路や泊地が十分な水深をもっているか、防波堤の築造に適しているかなどを調べるために行なう。

コメント:第二版では辞書類(1886)のみで、文例が載っていないので。初出(明治四十二年四月―五月、地學雜誌)とあります。

編集部:第2版では、野村龍太郎『工学字彙』(1886)の例が添えられています。

著書・作品名:潮汐の副振動

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1909年4-5月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:53ページ本文15行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕

発行元:岩波書店