ごど【五度】
読者カード 語釈 2023年01月24日 公開
用例: | 私の實驗した模型では上下振動の最低音の振動數三〇八に對して水平振動の方は四三四卽ち音程の差にすれば第五度と第四度との中間くらいの處である。 |
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『船艇の振動に就て』 1907年1月 寺田寅彦 | |
語釈: | 七音音階の第五音、すなわち属音のこと。 |
コメント:四度(2)に相当する例であれば、この語釈では載っていないようなので。ちなみに、五度(2)には投稿例(1905)があります。初出(明治四十年一月、東洋學藝雜誌)とあります。
編集部:第2版ではこの意味に触れていませんね。
著書・作品名:船艇の振動に就て
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1907年1月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:37ページ本文14行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕
発行元:岩波書店