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かんそくじょ【観測所】

読者カード 用例 2023年01月28日 公開

2021年11月13日 ubiAさん投稿

用例:先づ手近な方法として高山の頂上、或は高塔に觀測所を設けて低地と比較する事が行はれた。
『高層氣象の硏究(I)』 1912年11月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(1)天文、気象、地震、緯度などの自然現象を観察記録し、それらの動きを測定する研究所。太陽観測所、気象観測所、緯度観測所など。広義には天文台や気象台をいうこともある。

コメント:第二版では辞書類(1888)のみで、文例が載っていないので。初出(大正元年十一月、東洋學術雜誌)とあります。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられています。

著書・作品名:高層氣象の硏究(I)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1912年11月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:97ページ本文4行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷〕

発行元:岩波書店