はいとりだま【蠅取玉】
読者カード 項目 2022年01月14日 公開
用例: | 先(ま)づ直徑(さしわたし)一尺許(しやくばかり)にて、中は虛空(うつろ)なる圓(まる)き硝子球(ビイドロたま)を ⦅今世に行はるゝ蠅取玉(ハイトリダマ)の類⦆ 製(こしら)へ、 |
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『猿猴腐敗玉(雑録)』 1897年5月10日 福地桜痴 | |
語釈: | 〔名〕「はえよけだま(蝿除玉)」に同じ。 |
コメント:とりあえず投稿いたします。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「蝿除玉」の語釈は「理髪店や蕎麦(そば)屋などで、蠅をよせつけないために天井からつるした金銀色の薄いガラス玉。はいよけだま」となっています。
著書・作品名:猿猴腐敗玉(雑録)
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1897年5月10日
著者・作者:福地桜痴
掲載ページなど:184ページ〔『文芸倶楽部』第3巻第7編〕
発行元:博文館