日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

プラネテシマルせつ【ー説】

読者カード 項目 2023年03月17日 公開

2022年02月13日 ubiAさん投稿

用例:近年に現はれたモルトン(Moulton)及びチヤムバリン(Chamberlin)の所謂プラネテシマル說(planetesimal hypothesis)は此の流れを汲んだ者であらうと思ふ。
『地球物理学』 1915年 寺田寅彦
語釈:〔名〕(英 planetesimal hypothesesの訳語)1900年米国のT.C.チェンバレンとF.R.モールトンが唱えた太陽系生成理論。原始太陽の近くを他の恒星が通過し、その起潮力により太陽の表面から噴出したガスから多数の小天体(微惑星)が生じ、それが凝集して惑星,衛星を作ったというもの。現在は信じられていない。微惑星説。 〔cf.平凡社『百科事典マイペイディア』@kotobank〕

コメント:項目が載っていないようなので。

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:地球物理学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1915年

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:236ページ4行目〔 寺田寅彦『地球物理学』、大正四年二月十五日發行(国立国会図書館デジタルコレクション)〕

発行元:文會堂書店