日国友の会



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こうど【高度】

読者カード 用例 2023年03月25日 公開

2022年02月22日 ubiAさん投稿

用例:同僚ラ・コンダミンと兩人で天頂近く過ぐる星の高度を測つた。(中略)南側の測點に於ける鉛直線の傾角は八秒となつた。
『山の重量と其壓力』 1914年1月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)天文学で、天体またはそのほかの物体が、観測点における重力の方向に垂直な水平面となす角度。水平面から上方をプラス、下方をマイナスとして測定する。仰角。

コメント:第二版では辞書類(1888)のみで、文例が載っていないので。初出(大正三年一月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられています。

著書・作品名:山の重量と其壓力

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年1月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:127ページ本文1行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店