そうじょう【層状】
読者カード 用例 2023年03月26日 公開
用例: | 斷崖は明に層狀をなし其の各層の色は濃淡相交互して居た。 |
---|---|
『南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て』 1914年4月 寺田寅彦 | |
語釈: | 〔名〕幾重にも重なって、層をなしていること。重なり合っていること。 |
コメント:投稿例(1919)よりもさかのぼります。初出(大正三年四月、東洋學藝雜誌)とあります。
編集部:2018年8月11日付けで、古書人さんに、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。
著書・作品名:南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1914年4月
著者・作者:寺田寅彦
掲載ページなど:139ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕
発行元:岩波書店