日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

そうじょう【層状】

読者カード 用例 2023年03月26日 公開

2022年02月23日 ubiAさん投稿

用例:斷崖は明に層狀をなし其の各層の色は濃淡相交互して居た。
『南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て』 1914年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕幾重にも重なって、層をなしていること。重なり合っていること。

コメント:投稿例(1919)よりもさかのぼります。初出(大正三年四月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:2018年8月11日付けで、古書人さんに、石上録之助『登山必携 山嶽めぐり』(1919)の例をご紹介いただいていますが、さらに、5年さかのぼります。

著書・作品名:南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:139ページ本文3行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店