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こうかんぱん【後甲板】

読者カード 用例 2023年03月26日 公開

2022年02月23日 ubiAさん投稿

用例:八時迄は後甲板に立つて島の方を凝視して居たが
『南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て』 1914年4月 寺田寅彦
語釈:〔名〕艦船の後部の甲板。

コメント:第二版の用例(1920~21)よりさかのぼります。初出(大正三年四月、東洋學藝雜誌)とあります。

編集部:第2版では、寺田寅彦『旅日記から』(1920-21)の例が添えられていますが、さらに、7年さかのぼります。

著書・作品名:南硫黄島附近の海中に湧出せる新島に就て

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1914年4月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:140ページ本文1行目〔『寺田寅彦全集第八巻』、一九五〇年一二月五日 第一刷発行 一九八六年三月五日 第二刷発行〕

発行元:岩波書店