けっしょうねつ【結晶熱】
読者カード 用例 2023年05月19日 公開
用例: | 自然の場合には空氣が冷えて居て、結晶熱は對流と輻射で取り去られて結晶が生長するのである。 |
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『雪を作る話』 1936年8月 中谷宇吉郎 | |
語釈: | 〔名〕飽和溶液から一定温度で結晶が析出するとき吸収または発生する熱。溶質一モルあたりで表わすことが多い。なお、融解物などが結晶になるときにもいうことがある。 |
コメント:第二版には用例が載っていないので。初出(昭和十一年八月、東京朝日)とあります。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:雪を作る話
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1936年8月
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:180ページ本文7行目〔中谷宇吉郎『冬の華』、1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行〕
発行元:岩波書店