さんかひまく【酸化皮膜】
読者カード 項目 2023年05月23日 公開
| 用例： | もつともアルミニウムの粉は表面が酸化物で蔽はれて居て、その酸化皮膜は非常に良い絕緣物であることは前から分つて居ることではあるし、 |
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| 『球皮事件』 1938年9月10日 中谷宇吉郎 | |
| 語釈： | 〔名〕金属表面に発生する不動態の被膜。ふつう空気中の酸素に触れて自然発生する被膜を指し、金属と空気が直接触れることを防ぐ保護膜としての効果をもつ。（デジタル大辞泉「酸化被膜」） |
コメント：項目が載っていないようなので。語釈は、デジタル大辞泉「酸化被膜」を載せましたが、「皮膜」と「被膜」で表記も異なるので正確ではないかもしれませんが。初出紙誌不明と「中谷宇吉郎集第一巻（岩波書店）後記」にあり、文末に（昭和十三年一月）とありますが執筆年月であるようなので、「冬の華」の発行日としておきます。
編集部：第2版では、立項されませんでした。
著書･作品名：球皮事件
媒体形式：単行本
刊行年（月日）：1938年9月10日
著者･作者：中谷宇吉郎
掲載ページなど：258ページ本文11行目〔中谷宇吉郎『冬の華』、1938年9月10日第1刷発行、1993年10月7日第8刷発行〕
発行元：岩波書店