なごやコーチン【名古屋ー】
読者カード 用例 2023年06月08日 公開
用例: | 雞なども名古屋「コーチン」と白色「レグホーン」との雜種は非常に丈夫で成長も速く、卵も良いとて頗る評判が宜しいと聞いた。又蠶の如きも、日本產白繭種と外國產黄繭種との間の一回交配雜種は絲が甚だ長く、 |
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『最新遺傳論』 1919年7月1日 丘淺次郎 | |
語釈: | 〔名〕(コーチンは英 cochin)ニワトリの品種。名古屋地方原産。コーチン種と在来種との交雑によってつくられた改良種。体型は小形。羽色はふつう黄褐色で尾羽と翼の一部は黒い。卵肉兼用。 |
コメント:第二版の用例(1930)よりさかのぼります。
編集部:第2版では、松崎天民『京阪食べある記』(1930)の例が早いのですが、11年さかのぼります。
著書・作品名:最新遺傳論
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1919年7月1日
著者・作者:丘淺次郎
掲載ページなど:44ページ本文9行目〔丘浅次郎『最新遺傳論』、大正八年七月一日發行〕
発行元:六盟館