サディズム
読者カード 用例 2022年07月31日 公開
用例: | 彼はボードレールより主として惡魔主義とサディズムとを借用したり。 〔第三篇 主我狂 第三章 廢頽派及び耽美派〕 |
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『現代の堕落』 1914年3月10日 マックス・シモン・ノルダウ (原著)、大日本文明協會( 編) | |
語釈: | 〔名〕(英 sadism)《サジズム》異常性欲の一つ。相手に苦痛を与えることで性的満足を感ずること。広義には、残酷さの中に喜びを見いだす性向をいう。この症状を作品にとりあげたフランスの作家マルキ=ド=サドの名にちなんで命名された。←→マゾヒズム。 |
コメント:遡ります。
編集部:2021年6月31日付けで、ubiAさんに、寺田寅彦『昭和二年の二科會と美術院』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さちに、13年さかのぼることになります。
著書・作品名:現代の堕落
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1914年3月10日
著者・作者:マックス・シモン・ノルダウ (原著)、大日本文明協會( 編)
掲載ページなど:254頁13-14行目
発行元:大日本文明協會