日国友の会



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あかふくもち【赤福餅】

読者カード 用例 2022年07月31日 公開

2022年06月19日 天逆大童さん投稿

用例:名物 (めいぶつ) 赤福餅 (アカフクモチ) 新橋の西詰に、□[=食+稲-禾](※文意からは「餡(あん)」※)餅を鬻ぐ家あり。
『神都名勝誌 (卷之四)』 1895年10月20日 東吉貞(編輯)・河崎維吉[ほか](校訂)
語釈:〔名〕三重県伊勢市で享保(一七一六~三六)頃から売られている、名物のあんころもち。形は平たく上部に二つの指形がある。

コメント:取り敢えず、明治中期まで遡ります。

編集部:2009年8月10日付けで、古書人さんに、松川二郎『大日本百科全集 名勝温泉案内』(1927)の例をご紹介いただいていますが、さらに、32年さかのぼることになります。

著書・作品名:神都名勝誌 (卷之四)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1895年10月20日

著者・作者:東吉貞(編輯)・河崎維吉[ほか](校訂)

掲載ページなど:4ノ16丁表3行目 [早稲田大学図書館古典籍総合データベース]

発行元:吉川半七