こおりのころも【氷の衣】
読者カード 用例 2022年07月23日 公開
用例: | 夏のよのそらさえわたるつきかげにこほりのころもきぬ人ぞなき〈源仲正〉 |
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『元永元年六月廿九日実行歌合』 1118年 | |
語釈: | (3)月の光に照らされて白く光る衣を氷にたとえていう。氷のようにすきとおった衣。 |
コメント:日国用例と同じ和歌ですが、出典でさかのぼります。
編集部:第2版の出典は『夫木和歌抄』(1310頃)によっていますが、200年近くさかのぼることになります。
著書・作品名:元永元年六月廿九日実行歌合
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1118年
著者・作者:
掲載ページなど:1809ページ〔萩谷朴『平安朝歌合大成3』、1996〕
発行元:同朋舎出版