日国友の会



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こおりのころも【氷の衣】

読者カード 用例 2022年07月23日 公開

2022年07月17日 monoさん投稿

用例:夏のよのそらさえわたるつきかげにこほりのころもきぬ人ぞなき〈源仲正〉
『元永元年六月廿九日実行歌合』 1118年
語釈:(3)月の光に照らされて白く光る衣を氷にたとえていう。氷のようにすきとおった衣。

コメント:日国用例と同じ和歌ですが、出典でさかのぼります。

編集部:第2版の出典は『夫木和歌抄』(1310頃)によっていますが、200年近くさかのぼることになります。

著書・作品名:元永元年六月廿九日実行歌合

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1118年

著者・作者:

掲載ページなど:1809ページ〔萩谷朴『平安朝歌合大成3』、1996〕

発行元:同朋舎出版