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たいしゅうざっし【大衆雑誌】

読者カード 用例 2022年09月23日 公開

2022年09月08日 尽波満洲男さん投稿

用例:かくて全集物によって大きな基礎を築いた同社は、更に進んで、大衆雑誌『平凡』を創刊し、日本で出る雑誌の七割を占めてゐると豪語してゐる雑誌王国講談社を向ふに廻して戦ひを開始した。この新しい大衆雑誌の創刊は、またもや新しい驚異と危惧と期待とをもって迎へられた。〔『平凡』の廃刊と大衆雑誌の将来〕
『モダン層とモダン相』 1930年8月 大宅壮一
語釈:〔名〕一般大衆を平均的読者層とする雑誌。一般大衆の興味や関心事を中心とした雑誌。

コメント:溯ります。

編集部:2021年8月7日付けで、ubiAさんに、寺田寅彦『マーカス・ショーとレビュー式教育』(1934)の例をご紹介いただいていますが、さらに、4年さかのぼることになります。

著書・作品名:モダン層とモダン相

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1930年8月

著者・作者:大宅壮一

掲載ページなど:315-316ページ

発行元:大鳳閣書房