日国友の会



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おざさのはら【小笹原】

読者カード 項目 2022年09月29日 公開

2022年09月18日 monoさん投稿

用例:たまざさのをざさのはらになくしかのあさゆくあとぞ露けかりける <源師頼>
『四条宮扇歌合』 1089年
語釈:〔名〕「おざさはら(小笹原)」に同じ。

コメント:さかのぼります。

編集部:第2版では、「小笹が原」「小笹原」の見出しはありますが、この語形では立項されませんでした。ただし、「おざさ(小笹)」の用例に、「かぜふけばをざさのはらにすむ人はただひとむらのあめかとぞきく」〔『江帥集』、1111頃〕とあり、これも「小笹の原」の例と考えられるので、あわせて別途立項すべきかもしれません。ちなみに、「小笹原」の語釈は「(「おざさわら」とも)笹がおい茂っている原。笹原。おざさう。おざさがはら。」となっています。

著書・作品名:四条宮扇歌合

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1089年

著者・作者:

掲載ページなど:120ページ〔『新編国歌大観 第五巻 歌集』、1987〕13

発行元:角川書店