さんごうざっし【三号雑誌】
読者カード 用例 2022年09月23日 公開
用例: | 世の所謂(いはゆる)三号雑誌二号新聞と稱するものゝ起る蓋し此の點にありとせんか 〔第九 倒れかかった雑誌局の内証〕 |
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『滑稽新話 明治流行嘘八百(第1編)』 1883年 菊亭静 | |
語釈: | 〔名〕創刊しても第三号ぐらいで休・廃刊するような雑誌の俗称。永続の見込みのない雑誌をあざけっていう語。 |
コメント:
編集部:第2版では、『滑稽新聞』明治三五年(1902)三一号の例が添えられていますが、さらに、19年さかのぼることになります。
著書・作品名:滑稽新話 明治流行嘘八百(第1編)
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1883年
著者・作者:菊亭静
掲載ページなど:51ページ9行目 ( https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/882720/30 )
発行元:績文舎