けんえんのなか【犬猿の仲】
読者カード 用例 2022年12月06日 公開
用例: | 例の守成派の本多正信は、正則長政とは、親密に候も三成とは犬猿(ケンエン)の仲(ナカ)、また、心を殿に期すること久しう候。 [第七章 家康の西上/(二)客將の意氣] |
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『關ケ原』 1910年1月12日 福田喜八 | |
語釈: | 犬と猿のようないがみあう間柄。仲の悪いたとえ。犬猿の間柄。 |
コメント:遡ります。なお、本文中の章表記「第五章 會津征伐→第五章 三成旗擧→第六章 家康の西上」と重複誤りが有りますが、投稿の章表記は目次欄に基づきます。
編集部:2022年1月16日付けで、『浦潮日報 (第一千三百三十四號)』 1922年8月8日付け記事の例をご紹介いただいていますが、さらに、12年さかのぼることになります。
著書・作品名:關ケ原
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1910年1月12日
著者・作者:福田喜八
掲載ページなど:201頁6-7行目
発行元:日高有倫堂