日国友の会



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イース

読者カード 項目 2023年05月23日 公開

2023年03月04日 ぽんちさん投稿

用例:梅、「唯斯(イース)唯斯」と曰って、〈洋語に諾を謂って唯斯と曰ふ〉講堂に上る
『東京新繁昌記』 1872-74年 服部誠一
語釈:〔感動〕「イエス」に同じ。

コメント:あるいは「イエス」の異形として統合するか?それでも初出としてさかのぼる。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「イエス」の語釈は「(英 yes)【一】〔感動〕賛成・肯定・許諾の意志を表わすことば。はい。←→ノー」となっており、二葉亭四迷『浮雲』(1887-89)が早い例として引かれております。

著書・作品名:東京新繁昌記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1872-74年

著者・作者:服部誠一

掲載ページなど:173ページ1行目〔『新日本古典文学全集 明治篇1』、2004.02〕

発行元:岩波書店