日国友の会



現在「会員登録」「お問い合わせ」は休止しております。ご不便をおかけしますがご了承ください。(2024年3月28日)

さいこうかんだんけい【最高寒暖計】

読者カード 用例 2023年06月07日 公開

2023年04月18日 熊八郎さん投稿

用例:最高寒暖計トシテ用ヒシ器械ハ通常ノ水銀製ノ寒暖計ニシテ、其管内水銀柱ノ端ニ、鉄製ノ円柱Bヲ設ケタルモノナリ〔第一章・熱ノ性質及其度量・第一・寒暖計・最高及最低寒暖計〕
『小物理学書(巻2)』 1886年4月 中村精男
語釈:〔名〕「さいこうおんどけい(最高温度計)」に同じ。

コメント:さかのぼります

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられていますが、さらに、2年さかのぼります。ちなみに、「最高温度計」の語釈は「一定時間内の最高温度を示す温度計。球部と管部の連絡口を狭くした水銀温度計で、温度が下がっても、そのまま最高温度を示しつづけるもの。最高寒暖計」となっています。

著書・作品名:小物理学書(巻2)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1886年4月

著者・作者:中村精男

掲載ページなど:12ページ3行

発行元:東京物理学校