きかほんのう【帰家本能】
読者カード 用例 2024年09月22日 公開
用例: | 歸家本能→歸巢本能 |
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『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編 | |
語釈: | 〔名〕「きそうせい(帰巣性)」に同じ。 |
コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。
編集部:2010年3月24日付けで、古書人さんに、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「帰巣性」の語釈は「動物が遠くから自分の巣へ帰って来る性質、または能力。普通には、ある動物が日常生活範囲の外へ連れ出されても、再び戻って来る時についていうが、渡り鳥が前年の繁殖地に戻る場合にまで拡張されることもあり、海鳥など行動範囲の広い鳥が何日間も雛を置き去りにして遠方で採餌した後に帰る場合にいうこともある。帰家性。帰家本能。帰巣本能。→回帰性」となっています。
著書・作品名:科學用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1951年
著者・作者:矢島祐利 石田周三 編
掲載ページなど:16ページ左列20行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂