日国友の会

ルテイン

読者カード 用例 2024年09月22日 公開

2023年08月11日 ubiAさん投稿

用例:キサントフィル〈略〉狹義には卵黄や黄葉の黄色色素(ルテイン lutein)を指す。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕(ドイツ Lutein )カロチノイドの一つ。化学式C40H86O2 秋の黄色の葉の色素としてとり出され、初めキサントフィルと呼ばれたが、のちにキサントフィルの意味が拡張されたため、もとの意味に用いるときルテインと呼ぶ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1927)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2007年11月17日付けで、末広鉄男さんに、『日本家庭大百科事彙第一巻』(1927)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:16ページ左列下から6行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂