日国友の会

ぐうぜんはっせい【偶然発生】

読者カード 用例 2024年09月26日 公開

2023年08月25日 ubiAさん投稿

用例:偶然發生→自然発生
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕「しぜんはっせい(自然発生)」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1937)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からですが。

編集部:2010年3月29日付けで、拓殖・谷田・永野『生物学辞典』(1937)の例をご紹介いただいていますね。ちなみに、「自然発生」の語釈は〈「しぜんはっせいせつ(自然発生説)」に同じ〉となっており、「自然発生説」の語釈は「生物が親からではなく、無生物から発生しうるという説。アリストテレス以来信じられてきたが、パスツールに至って否定された。現在、下等で微小な生物でさえも自然発生はしないとされている。自然発生。偶然発生説」となっています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:19ページ左列15行目〔『科學用語辭典』アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂