日国友の会

ふくきゅうばん【腹吸盤】

読者カード 用例 2024年09月22日 公開

2008年04月20日 古書人さん投稿

用例:口吸盤は直径 0.05mm、咽頭は 0.02×0.017mm、腹吸盤は直径 0.05mm である。
『南満州に於けるエキノストマ科一新吸蟲 Echinostoma campi n. sp. の発育史、殊に其の第二中間宿主との関係に就いて(「動物学雑誌」(第42巻第495号)より)』 1930年1月15日 小野定雄
語釈:〔名〕扁形動物、吸虫類の腹面にある吸盤。口吸盤の後方で、腹面正中線上にあり、これで宿主に吸着する。吸虫類では腹吸盤を欠くものもある。

コメント:取り敢えず

編集部:2008年4月30日に公開した時点では、見出し語形が「ふっきゅうばん」になっていましたが、用例から読みは特定できないので、とりあえず第2版の見出し語形「ふくきゅうばん」の例とさせていただきます。

著書・作品名:南満州に於けるエキノストマ科一新吸蟲 Echinostoma campi n. sp. の発育史、殊に其の第二中間宿主との関係に就いて(「動物学雑誌」(第42巻第495号)より)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1930年1月15日

著者・作者:小野定雄

掲載ページなど:7ページ

発行元:日本動物学会