独和大辞典 凡例

1.見出し語

1-1 見出し語の配列

見出し語の配列は,人名・地名・略語・記号なども含めて,すべてドイツ語の Abc 順に従っている.

1-1-1  ドイツ語特有の文字は ä, ö, ü, ß は,それぞれ a, o, u, ss の次とし,例えば,fal・lenfäl・len, Mas・seMa・ße の順になっている.

☆ ただし,検索結果の一覧ではこの順にならない場合もある.

1-1-2  同じつづりの語では,かしら文字の小文字のものを前とし,例えば,armArm の順になっている.
かしら文字も同じ語は,肩番号1 2で区分してある:
1-1-3  コンマで並べられた見出し語は,正書法の揺れなどによる,同義のものである:

丸括弧( )で添えられた見出し語は,比較的希形とされているもので,検索上の支障がない限り,Abc 順が多少破られていることがある:

見出し語の中で括弧 [ ] で囲んだ部分は,それが欠けた形もありうることを示し,例えば,Hel・le•gat[t] の場合は,Hellegat, Hellegatt の両形がある.
1-1-4  大番号 I II III による「中見出し」は,品詞転用などによるもので,検索上の支障がない限り,上記の配列規準が多少破られていることがある:
Abend [áːbənt]1 I [男性名詞] -s/-e ... II abend [副詞]...
fol・gen [f〓ən]1 I [自動詞]... II fol・gend [現在分詞] [形容詞]...
[別見出し] を添えられたものは,Abc 順による別の個所に,独立の見出し語として配置されている:

☆ クリックするとその見出し語に遷移する.
矢印→で検索すべき「親見出し」を示すこともある:

Al・te → alt II ―― alt IIに「中見出し」がある.

1-2  見出し語の語形

見出し語の語形は,主として Duden の正書法辞典によっている.

1-2-1  形容詞変化の名詞(形容詞・分詞の名詞的用法)は,弱変化単数1格の形で掲げた:→ 4-2-2
1-2-2  数詞・代名詞は,形容詞の場合に準じて,なるべく格語尾を省いた形で掲げた:

acht1 [axt] I ((基数))... II ((序数))...

1-2-3  外国語による慣用句の類は,2語以上からなるものも,そのままの形で見出し語とした:
1-2-4  部分省略符「..」を前または後に添えた見出し語は,それぞれ後つづり・前つづりの類を示す:

☆ この種のものは,便宜上すべて小文字を用いた.

1-2-5  大きな分綴点 を入れた複合語は,その前半が共通の複合語が続くことを示している:

1-2-6  見出し語に用いたハイフン - は,正書法上で認められるものである:

Ich-Laut

1-2-7  見出し語の頭の印は,古語・古形または希語・希形・希用であることを表す:

1-3  見出し語の分綴できる個所

見出し語の分綴できる個所は,分綴点・で示した.
大きな分綴点 は,語構成上の区切りと一致する個所であるが,ふつう1個所だけにとどめた:

1-3-1  正字法上のハイフン(→1-2-6),複合動詞の分離線(→ 5-1-2 )も,本来は大きな分綴点に相当する.
1-3-2  語形変化に伴う分綴個所の変動がありうる.

2.発音の表示

2-1  見出し語に添えた発音符号

見出し語に添えた発音符号は,ドイツ語の一般的発音規準による,おおよその発音を示す:

  長母音:→be•arg・wöh・nen
  アクセントのある短母音:→be•arg・wöh・nen
  アクセントのある長母音および二重母音:→Bea・ta

2-2  音標文字による表示

音標文字による表示は,大筋において国際音声表記(IPA)によったが,若干の工夫を試みた.

[ ə ]
脱落することもある [ə]:→be•flis・sen [bəflÍsən]
[ r ]母音化して [ɐ] になりやすい [r]:→Dur [duːr]
[ ər ]母音化して [ɐ] になりやすい [ər]:→An•ae・ro・bier [an(|)aeróːbiər]
[ | ]IPA の [ʔ] に当たり,次の母音は先行の音とはっきり区切って発音される:→dpa(DPA) [deːpeː|áː]
[ - ]二音が破擦音 [pf] [ts] [tʃ] [dʒ] や二重母音でなく,別々に発音される
[ ˑ ]アクセントのない語末の半長音
[ ´ ]アクセント記号で,母音の真上に添えてある.特に第二アクセントを示す必要があれば[` ]を用いた.
[ — ]本文において,直前の語と同一であることを示す:→
an・no [ánoˑ]
  [副詞], An・no []
[ .. ]表記の一部を,直前の語や複合語の基礎語などにゆだねて省略していることを示す:→Fracht•brief [fráxt..]
[  ]1語形変化に伴う有声子音・無声子音の交替([b] [p], [d] [t], [ɡ] [k], [z] [s], [v] [f])を示す:→durch|ra・sen1 [d〓rçraːzən]1
[  ]2語形変化に伴う子音 [ɡ][ç] の交替を示す:→be•flei・ßi・gen [bəfláIsIɡən]2
2-2-1  いくつかの表記がある語では,最も普通とされるものを優先してある.
何らかの限定があるときは,適宜その旨を注記した:
Che・mie [çemíː;オーストリア・スイス:kemíː]
da•bei [dabáI指示的強調:dáːbaI]
外国語や外国の人名・地名で,ドイツ語ふうの発音もあるときは,一般にそれを優先してある:

Shake・speare [ʃéːkspiːr, ʃéIkspIə]

2-2-2  丸括弧で囲んだ部分は,省略できる:

見出し語の省略可能部分に対応することがある:

fluß•ab〔・wärts〕[flυs|áp(vεrts)]

2-2-3  略語法 [〓〓〓] のような形は,直前の表記とのアクセントの違いだけを示すもので,短母音の音節を [〓],長母音・二重母音の音節を [-] で示している:

2-3  略語・記号

略語・記号についても,原形に復して読まれるもの以外は,つとめて発音を明示した:

3.語義と用例

3-1  語義の分類記述

語義の分類記述には,個々の語義の相互的関連に配慮しながら,つとめて現代の普通の語義を優先した.

3-1-1  語義番号には一般に 1 2 3 を用い,ときに a) b) c) で小区分を施したが,特に必要な場合は (1) (2) (3) で細分したものもある.
同じ語義番号内のセミコロンは,語義のやや大きな隔たりを示す:

大番号 I II III は,動詞における自動詞・他動詞の別,名詞化した不定詞,形容詞化した分詞や,形容詞・分詞の名詞的用法,名詞の性の違いなど,一般に品詞レベルに準じた大区分に用いている:

特に記事の多い語では,bei や gehen などのように,冒頭に「目次」を設けて,全般的展望と検索を助けた.
3-1-2  語義の前に( )で挙げたドイツ語は,語義理解に役立つと思われる同義語を示す:
3-1-3  語義の前に(⇔ )で挙げたドイツ語は,語義理解に役立つと思われる対義語を示す:
3-1-4  語義の前に(英: )で挙げたイタリック体は,語義理解に役立つと思われる英語の対応語を示す:

これは必ずしも完全に同義とは言えないことがある.また,記事の少ない語では,同根の英語形を,語源欄の関連語として挙げるにとどめることも多い.
3-1-5  語義の前に(< )で挙げたドイツ語は,短縮語その他の派生関係について,その原形を示す:
3-1-6  等号=は,語義の等しい他の見出し語(の語義番号)を指示する:
3-1-7  すぐ近くに配列されている見出し語からの派生語では,次のような簡略な記述にとどめることがある:

Ab•mes・ser [ápmεsər] [男性名詞] -s/- abmessen する人.
Bös・wil・lig•keit [..kait] [女性名詞] -/ böswillig なこと.
Ein•flö・ßung [..sʊŋ] [女性名詞] -/-en einflößen すること.

3-2  用例

用例は,語義区分ごとにまとめて掲げた.

3-2-1  個々の用例は改行で区分し,それぞれ訳文を添えた.
訳文の間のコンマは同種のものの,セミコロンはやや異種のものの区切りを意味し,場合により i) ii) iii) で区分することもある.
3-2-2  用例の間の / は,その前後のものが同義であることを示し,訳文は後のものに続けてある:
3-2-3  用例は点線で分類し,特に必要なときは実線で大別することがある.
用例分類に添えた [ ]は,分類規準を示す:

同じ分類に属する用例は,特に記事の多い語では,分類上のキーワードの Abc 順に配列し,また必要に応じてボールド体も用いて,検索の便を図った.
3-2-4  用例の途中または末尾の(= )は,他の見出し語による同義の表現を,参考までに掲げたものである:

an・ders [ándərs]

[副詞] ...
jemand anders (=jemand anderer) als er
彼以外のだれかが...

3-2-5  成句は原則として最も関係の深い見出し語のところでボールド体で示した。
3-2-6  訳文の代わりに(→ )で掲げたものは,同形の用例が他の見出し語・語義番号にあることを示す:

Flam・me [flámə]

[女性名詞] -/-n ...
Feuer und Flamme speien
(→Feuer 1)...  ―― Feuer 1に訳文がある.

訳文の後にある(→ )は,そこに何かの関連した情報がありうることを示す.
3-2-7  用例中の ~ は,書籍版では見出し語をそのままの形で代理するが,ウェブ版では見出し語の綴り字で置き換えた.内部が変わる場合,かしら文字の大小が変わる場合,名詞・形容詞などが語尾をもつ場合はイタリック体とした
3-2-8  訳文の後の((参考例)  ) ((誤用例)  )は,それぞれ参考となる,誤りとされる語法である:

3-2-9  用例中の ― は,対話の応答を示す:

la•la [lálá]

[間投詞]...
Wie geht's dir?―So lala.
ご機嫌いかが―まあまあね...

3-2-10  用例を囲む 《 》 は,書名・作品名を示し,訳文は 『 』 で囲んである:

al・so [álzoˑ]

[副詞]...
Also sprach Zarathustra》
『ツァラトゥストラはこう言った』...

3-3  語義・用例の補足記号

語義・用例の補足記号には,次のようなものがある.

3-3-1  語義番号・用例の前の▽印は,古義・古形または希語・希形・希用とされるものを示す:
3-3-2  語義・用例欄の (( )) は,広く文法上・文体上の情報を提供する:
位相・方言に関する指示(→ 【この辞典の記号と略語】D )は,多少とも正常なレベルから離れていることを表しているので,使用の場面には十分な注意を要する.
3-3-3  語義・用例欄の〔 〕は,その所属分野(→ 【この辞典の記号と略語】E )を示すが,これは必ずしも専門術語とは限らず,訳語の補足に当たることも多い:
3-3-4  角括弧 〔 〕 は,省略可能の部分を示す:

用例・訳文で対応していることがある:

fra・gen(*) [fráːɡən]...

  〔jn.〕 um et.4 fragen
  〔…に〕…を求める

――um et.4 fragen  …を求める,
jn. um et.4 fragen  …に…を求める

3-3-5  三角括弧 〈 〉 は,先行する部分との交換可能を示す:

用例・訳文で対応していることがある:
3-3-6  (( )) や 〈 〉 内での / は,その前後が交換可能であることを示す.対応する和文では・を用いる:

ach・ten [áxtən]...

((et.4 für et.4 / ▽ et.4et.4))(…を…と)見なす,思う...

Bei•spiel [báIʃpiːl]...

ein konkretes 〈treffendes / typisches〉 Beispiel
具体的な〈適切な・典型的な〉例...

3-3-7  イタリック体の記号的使用は,次の四種がある:
一般的に人を示す個所は,1格 jd.,2格 js.,3格 jm.,4格 jn.で表した.

☆ js. の場合は2格形のほか所有代名詞も使えることがある.

一般的に事物を示す個所は,1格 et.1,2格 et.2,3格 et.3,4格 et.4 で表した.
再帰代名詞は,3格 sich3,4格 sich4で表した.
主語・目的語に対応して「自分の」を表す所有代名詞は,sein で代表させた.
3-3-8  記事末尾の☆★は,語義・用法についての包括的補注を表す.このうち☆はその語義区分内について,★はより広範囲に,そこまでの数個の語義区分,しばしば見出し語全般について述べるときに用いた.
3-3-9  (略語の形) (記号の形) に続く形は,その語句のそれぞれ略語・記号の形を示す:
3-3-10  点線…は語句の省略を示した:
3-3-11  用例中の名詞の肩数字は,特にまぎらわしい場合の格を示す.

4.名詞

4-1  品詞名

品詞名は,性別などの表示で兼ねてある.

4-1-1  名詞は [男性名詞] [女性名詞] [中性名詞] とし,性に揺れがあるものは併記した.また一方がまれなとき,限定があるときは( )で示した:

Drit・tel [drÍtəl]

[中性名詞] (スイス: [男性名詞]) -s/- ...

略語についても,つとめて性別を明示した:

D. P. [díːpíː]

[略語] [女性名詞] --/-- =Displaced person

4-1-2  名詞の複数形は [複数名詞] とした:

Fe・ri・en [féːriən] [複数名詞]...

4-1-3  [人名・神名] は特定の人物名・神名を示し,必要に応じてフルネームを注記した:

Hei・ne [háInə]

[人名・神名] Heinrich ~ ハインリヒ ハイネ...

女性扱いのものは,補足説明で示唆してある:

De・me・ter [deméːtərオーストリア: déːmetər]

人名・神名 【ギリシア神話】 デメーテル(農産の女神...)

4-1-4  [男子名][女子名]は姓名の名に当たる:

Bea・ta

[女子名] (<Beatus) ベアータ.

4-1-5  [地名]は山・川などを含む地名で,性が示されていなければ中性であり,単独では無冠詞で用いる:

Mün・chen [mÝən]
  [地名]ミュンヒェン...

その他の地名には性・変化を示した.つねに必要な定冠詞は,見出し語に添えておいた:

der Rhein [raIn]
  [地名] [男性名詞] -[e]s / ライン...

4-2  語形変化

語形変化の斜線 / は,前後にそれぞれ単数2格・複数1格を示す:

斜線の右側が空白のときは,複数形を欠く:

複合語では一般に変化指示を省略したが,複数形が普通なとき,基礎語からの類推が困難なときなど,必要に応じて明示してある.
4-2-1  コンマで並記した変化形は,それぞれの形がありうることを示すが,希形とされるとき,限定のあるときは( )で囲んだ:
Kli・ma [klíːmaˑ] [中性名詞] -s/-s, -te [klimáːtə]
Kind [kInt]1 [中性名詞] -es(-s)/-er ...
Bo・gen [bóːɡən] [男性名詞] -s/- (南部:Bögen [bǿːɡən])...
変化形の中の [ ] は省略可能を示す:

部分省略符..は語幹の一部を含むことを示す:

..loge に終わる名詞の(→..loge)という注記は,古くは..log に終わる形があり,その場合は -en/-en となることを表す.
4-2-2  ((形容詞変化))は形容詞変化の名詞(形容詞・分詞の名詞的用法)で,見出し語は弱変化単数1格の形である:

Be•am・te [bə|ámtə] [男性名詞] ((形容詞変化))...

中性のものは,単数形だけを用いる.
4-2-3  注記 (単位: -/-)は,単位として数詞とともに用いるときは無変化であることを示す:

Grad [ɡraːt]1 [男性名詞] -es(-s)/-e(単位:-/-)

注記 (種類: )は,種類を言うときの複数形を示す:

Sand [zant]1 [男性名詞] -es(-s)/(種類:-e)

4-2-4  (縮小形) (女性形) に続くボールド体は,それぞれ縮小形・女性形を示し,原則として発音・性・変化を示した:

女性形は性の表示を省略した.
まれに (男性形) によって男性形を示した.
これらの形の語としての独立性が強いときは,特に独立の見出し語とし,そこに記事を掲げた.

5.動詞

5-1  品詞名

品詞名は,種類の表示で兼ねてある.

5-1-1  [自動詞] [他動詞] はそれぞれ自動詞・他動詞を示し,両用のものは,原則として大番号 I II で区別した:→5-5
[現在分詞] [過去分詞] は,ぞれぞれ現在分詞・過去分詞を示し,形容詞化したものは [現在分詞] [形容詞] などとした:→1-1-4
5-1-2  見出し語の分離線 | は,分離動詞の前つづりが分離する個所を示す:

5-2  見出し語の星印 *

見出し語の星印 * は,不規則変化を示し,規則変化形が含まれるものでは (*) とした:

語義・用法により変化方式が違うときは,それぞれの個所に ((規則変化)) ((ふつう不規則変化)) などと注記した.
5-2-1  不規則動詞に添えた [  ] 内の 11-220 の数字は,付録「動詞変化番号表」の動詞番号に対応する:

☆ 活用番号のリンクをクリックすることにより、「動詞変化番号表」の対応する箇所が表示される.
基礎動詞と,基礎動詞を欠く複合動詞では,念のため変化形を「過去 / 過去分詞」の形によりボールド体で掲げ,必要に応じて,(現在人称変化の形) (命令法) (接続法第二式の形) により直接法現在・命令法単数・接続法第二式現在の形も示した:
5-2-2  規則動詞に添えた [  ] 内の 01-06 の数字は,付録「動詞変化番号表」の動詞番号に対応し,音便的な破格をもつものである.
過去・過去分詞の注意すべき形は,(過去の形) (過去分詞の形) により (( )) 内に特に注記した:
5-2-3  丸括弧で括られた(haben) (sein) は,完了の助動詞として,それぞれ haben, sein を用いることを示す:

双方とも用いられるときは(sein, haben)のように併記し,一方が明らかに優先的なときは(haben, まれに sein)などとした.

5-3  語義・用例

語義・用例に添えた (( )) には,広く語法上の注記を施してある.

5-3-1  et.4, jm. など(→ 3-3-7 )による格支配指示は,ふつう語義・用例訳の( )による補足と対応する:

((量を示す4格と)) ((様態を示す語句と)) など,日本語によって結合関係を示すことも多い:

an|kom・men* [ánkɔmən]

[活用 80]
I [自動詞] (sein)
1 a (((方向ではなく)場所を示す語句と))(…に)着く,到着する...

5-3-2  ((不定詞で)) ((受動態なし)) など,用法上の限定を示すこともある.

5-4  いわゆる非人称動詞・再帰動詞

いわゆる非人称動詞・再帰動詞は,自動詞・他動詞の非人称的・再帰的用法とみなした.

5-4-1  (再帰的表現) は再帰的用法を表し,再帰代名詞の格を明示した:
5-4-2  (非人称的表現) は非人称的用法を表し,(( ))でそのパターンを示した:

reg・nen [réːɡnən]

[活用 01] [自動詞] (haben) (非人称的表現) ((es regnet)) 雨が降る 〈降っている〉.

5-5  自動詞・他動詞の別

自動詞・他動詞の別は,4格の目的語をもつものを他動詞としたが,語義記述の関係で多少の例外がある.

5-5-1  いわゆる同族目的語や結果を示す語句中に4格が現れる表現は,自動詞の項で扱うことが多い:

ge・hen* [ɡéːən]

[活用 53]...
I [自動詞] (sein)...
1 ...b (haben) ((結果を示す語句と)) 歩きすぎて…の結果となる...

5-5-2  他動詞の絶対的用法は,ふつう自動詞としない:

es・sen* [〓sən]

[活用 36]...
I [他動詞] (haben)...; ((目的なしで)) 食事をする...

6.形容詞・副詞

6-1  品詞名

品詞名を [形容詞] としたものは,一般に副詞としても用いられることを示す.
用法に限定のある形容詞は,(( ))で注記した.

heu・tig [h〓YtIç]2 [形容詞] 1 ((付加語的)) きょうの...

6-1-1  大番号で [副詞] としたものは,副詞としての独自の語義用法もあることを示す:
6-1-2  ..weise に終わる副詞で(→..weise ★)の注記があるものは,まれに付加語的形容詞として用いられることを表す.
6-1-3  言語名に関する形容詞で,用例欄に →deutsch とあるものは,特に名詞的用法が同様なことを示す.
6-1-4  名詞的用法は,一般に大番号による「中見出し」として掲げ,変化様式を示した:

dun・kel [d〓ŋkəl]

I (dunk・l..) [形容詞] 1 ......
II Dun・kel [中性名詞] -s/ 1......
III Dunk・le [d〓ŋklə] [中性名詞] ((形容詞変化))......

Abc 順が離れるときは,「から見出し」を設けてある:

Dunk・le [d〓ŋklə]

dunkel III

6-2  斜線

斜線 / の前後のボールド体は,不規則な比較級・最上級の形を示す:

jung [jʊŋ]
jün・ger [jÝŋər] / jüngst

I [形容詞]  1(英:young)...

gern [ɡεrn]
(ger・ne〓rnə])

lie・ber [líːbər] / am lieb・sten [am líːpstən] [副詞]
1 a (freudig) 喜んで...

意味上は比較変化がありそうで,しかも比較級・最上級を欠くものは,特に注記してある:

fer・tig [f〓rtIç]2

[形容詞] ((比較変化なし))
1 a 完成した...

6-3  形容詞の特殊な語尾変化

形容詞の特殊な語尾変化は,次のように注記した.

6-3-1  注記 ((無変化)) は,付加語的用法で格語尾をもたないことを示す.
6-3-2  丸括弧で(..ta・bl..)のような形の注記は,原級の格変化と比較級をつくるときに,語幹末の e が脱落することを示す:

ただし e が脱落しないこともあるものでは,次のように省略可能の [ ] を用いて示した:

ei・genIɡən]

I (eig[e]・n..) [形容詞]
1 (英:own)...

☆  この場合,e が落ちれば,eig・ne,落ちなければ ei・ge・ne のように分綴点が入ることになる.

7.その他の品詞

7-1  前置詞

前置詞 は [前置詞] とし,格支配その他の特性を (( )) で注記した.

7-2  接続詞

接続詞 は [接続詞] とし,並列・従属の別その他の特性を (( )) で注記した.

7-3  間投詞

間投詞は [間投詞] とし,感情や音源などを( )で注記して,訳語を補足した.

7-4  冠詞・代名詞・数詞

冠詞・代名詞・数詞は品詞記号によらず,その種別を直接 (( )) で記し,それぞれの特性に応じた解説を加えたが,いわゆる分類数は副詞扱いとした.
数詞の一般的用法は,fünf との派生語の項に示し,個々の数詞には,それぞれの特殊用例だけを挙げた.

7-5  略語

略語は [略語] とし,原形に復して読まれるものを除いて発音を示すとともに,名詞的性質のものには,性・変化を挙げてある:

7-5-1  原形のボールド体は,略語に生かされた文字を示し,原形がそのまま見出し語となっているときは,訳語を省略した:
7-5-2  原形の挙がっている個所では,((略語の形)  ) で略語形を示した:

7-6  記号・発音

記号は [記号] とし,発音を示した:
Au2 [aː|úː, ɡɔlt]
  [記号] (Aurum) 【化学・化学工業】 金(=Gold).
7-6-1  原形の挙がっている個所では, ((記号の形)  ) で記号形を示した.
7-6-2  シンボル記号などは 【この辞典の記号と略語】 にまとめた.

8.語源

8-1  語源

語源は[ ]で囲んで語義・用例の後に示し,併せて関連語により語義的知識の拡充に資した.

8-1-1  語源欄ではイタリック体で解説用の言語名を示した.
8-1-2  語源欄の最初にある germanisch, westgermanisch, althochdeutsch, mittelhochdeutsch, および mittelniederdeutsch は,それぞれゲルマン語・西ゲルマン語・古高ドイツ語・中高ドイツ語・中低ドイツ語 にまで遡りうる固有語(土着語)であることを示す:
8-1-3  語源欄の最初がその他の言語であるときは,その言語からの借用語(外来語)であることを示す:

8-2  語源の記号

語源の記号には,次のものがある:

外来語の借用経路を示し,例えば germanisch. -lateinisch. -französisch. はギリシア語からラテン語・フランス語を経てドイツ語に入ったことを表す.
経路の最後が 8-1-2 に挙げた言語名となっているときは,ドイツ語ないしゲルマン語への借用時期をも示唆する:

Dur ...

【語源】[mittellateinisch ―mittelhochdeutsch;...

派生・複合などの基礎となった語形を示し,例えばal・tern...... [<Alter]は,altern が(alt から直接ではなく)Alter から派生したことを表す.
外来語では,原語における派生源などを表していることが多い:

Dur ...

【語源】...<lateinisch dūrus„hart“]

複合・混成の構成要素を並列する:

Dur•alu・min ...

【語源】[<durabel+Aluminium]

語源的に同根・同系など,関連のある語を挙げるのに用い,特に英語との対応に意を用いた:

Beat ...

【語源】englisch;◇boßeln, Beutel1

„ “原義を示し,古形や外国語の語形に添えてあるときは,その語の代表的意味に当たる現代ドイツ語を掲げてある:

diplo.. ...

【語源】griechisch di-plóos„zwei-fach“;...

8-2-1  語源欄の語形に(→ )で添えた語は,それが見出し語となっている個所の語源欄に,その語形についての記述があり,その意味で両者の関連があることを示す:

Ar・chi•vol・te ...

【語源】italienisch;<lateinisch volūtus(→Volute)]

8-2-2  語源欄で(◇ )で掲げた語は,語源上多少の関連があるというほどの意味を表す.

8-3

語源上で何らかのつながりのある見出し語が連続するときは,語源欄は原則として最も基礎的な語に設けた.

【この辞典の記号と略語】

書籍版で略語となっている品詞類は,ウェブ版では可能な限り略さずに表記した.ただし一部については略語のままとした.

A 括弧・記号

( )
同義語・対義語(3-1-2, 3-1-3)
意味の類似する英語(3-1-4)
比較的まれな語形(1-1-3, 4-1-2)
発音の省略できる部分(2-1-2)
一般的に補足的解説
〈 〉直前と交換できる部分(3-3-5)
〔 〕省略できる部分(3-3-4)
[ ]音標文字での発音表記(2-2)
[ ]語源・関連語の解説(9)
(( ))位相・方言などの表示(D)
文法上・用法上の注記(3-3-2)
支配関係などのパターン(3-3-2)
[ ] 動詞の変化番号(5-1-1, 5-1-2)
【 】意味分野・専門領域(3-3-3)
[ ]用例の分類基準(3-1-3)
《 》著作の題名(欧文)(3-1-9)
『 』著作の題名(和文)(3-1-9)
„ “語の原義(8-2)
分離動詞の分離箇所(5-1-2)
声門破裂音(2-2)
  用例の分類(3-2-3)
  用例の特に大きな分類(3-2-3)
/名詞の単数2格と複数の間(4-2)
形容詞の比較級と最上級の間(6-2)
動詞の過去と過去分詞の間(5-1-1)
同義の用例,括弧内での交換可能(3-1-2, 3-3-6)
追い込み複合語の分割符(1-5-5)
参照箇所の指示(3-1-6)
対義語の指示(3-1-3)
対話の応答(3-1-8)
省略された語句の代用(3-3-10)
..語の部分的省略(1-1-4, 4-1-1)
今日まれになった語句・意味(1-1-7, 3-3-1)
*不規則変化動詞(5-2)
語源的な関連語(8-1-2)
当該語義項目の補注(3-3-8)
複数語義項目・見出し語全体の補注(3-3-8)
死亡年(西暦)

注) このほか,見出し語に添えた発音符号(1-1),[ ]による発音表記の特殊記号(1-2)があり,また肩数字は同形の見出し語の区別(1-1-2),名詞の格の指示(2-3-11)のことがある.

B 品詞名・関連語形などの略語

書籍版ウェブ版
[男]
男性名詞
[女]女性名詞
[中]中性名詞
[複]複数名詞
[自]自動詞
[他]他動詞
[略]略語
[男名]男子名(Vorname)
[女名]女子名(Vorname)
[人名]人名・神名
[地名]地名
[現分]現在分詞
[過分]過去分詞
[記号]記号
[形]形容詞
[副]副詞
[前]前置詞
[接]接続詞
[間]間投詞
[別出]別見出し
[商標]登録商標・商品名
(図)
図版
(小)縮小形
(男)男性形
(女)女性形
(略)略語の形
(例)例語・例句
(分綴)特殊な分綴
(現)現在人称変化の形
(過)過去の例
(命)命令法
(短)短縮語の形
(誤)誤用例
(非人称)非人称的表現
(再帰)再帰的表現
(過分)過去分詞の形
(接 II)接続法第二式の形
(記号)記号の形
(参考)参考例

C ドイツ語による略語など

et.1
etwas(事物の1格)
et.2etwas(事物の2格)
et.3etwas(事物の3格)
et.4etwas(事物の4格)
jd.jemand(人の1格)
js.jemand(人の2格)
jm.jemand(人の3格)
jn.jemand(人の4格)
(h) (s)完了助動詞haben, sein
sich3再帰代名詞の3格
sich4再帰代名詞の4格
sein主語・目的語に対応する所有代名詞

D 位相・方言などを示す略語

書籍版ウェブ版
((雅))
雅語・詩語で
((官))官庁語・文書用語で
((話))口語で
((俗))俗語・俗語的日常語で
((卑))卑語・粗野な表現で
((戯))戯語として
((比))転義・比喩的表現で
((オーストリア))オーストリアで
((スイス))スイスで
((南部))南部ドイツで
((北部))北部ドイツで
((東部))東部ドイツで
((中部))中部ドイツで

E 意味分野を示す略語

書籍版ウェブ版
〔アラビア神〕
アラビア神話
〔医〕医学・医療
〔イスラム神〕イスラム神話
〔インド神〕インド神話
〔印〕印刷・出版
〔宇宙〕宇宙工学
〔映〕映画
〔泳〕水泳
〔園〕園芸・造園
〔化〕化学・化学工業
〔海〕海運・航海・海軍
〔解〕解剖学・人体部位
〔楽〕音楽
〔ギ神〕ギリシア神話
〔切手〕切手収集
〔魚〕魚類
〔漁〕漁業・水産
〔教〕教育
〔金属〕金属・冶金
〔空〕航空・空軍
〔軍〕軍事・戦闘
〔経〕経済
〔劇〕演劇
〔ゲルマン神〕ゲルマン神話
〔建〕建築
〔言〕言語学・文法
〔工〕工業・工学・機械
〔光〕光学
〔坑〕鉱山・採掘
〔鉱〕鉱物・岩石
〔考古〕考古学・遺跡
〔史〕史学・史実
〔詩〕詩学・韻律
〔紙〕製紙
〔歯〕歯科医学
〔社〕社会学・社会機構
〔写〕写真
〔狩〕狩猟
〔宗〕宗教
〔修辞〕修辞学・文体論
〔商〕商業・金融
〔醸〕醸造
〔情報〕情報処理
〔植〕植物・植物学
〔織〕紡績・繊維・織物
〔心〕心理学
〔神〕神学
〔人類〕人類学・文化人類学
〔数〕数学
〔生〕生物学
〔政〕政治学・政治機構
〔聖〕聖書
〔生理〕生理学
〔セム神〕セム神話
〔染〕染色工業
〔船〕造船・船舶
〔地〕地質・地学
〔畜〕畜産・獣医学
〔虫〕昆虫
〔鳥〕鳥類
〔哲〕哲学
〔天〕天文学
〔電〕電気・電気工学
〔電算〕電算機
〔動〕動物・動物学
〔農〕農業
〔美〕美術・絵画
〔服飾〕裁縫・装身具・服飾品
〔文芸〕文学・文芸学
〔ペルシア神〕ペルシア神話
〔簿〕簿記
〔法〕法律・法制・司法
〔蜂〕養蜂
〔北欧神〕北欧神話
〔民俗〕民間信仰・習俗
〔紋〕紋章・紋章学
〔薬〕医薬・薬学
〔郵〕郵便
〔ユダヤ神〕ユダヤ神話
〔理〕物理学
〔陸上〕陸上競技・トラック競技
〔林〕林産・林学
〔ロ神〕ローマ神話
〔論〕論理学

F 語源欄での言語名

語源欄での言語名もウェブ版では可能な限り略さずに表記した.下記は,ウェブ版での言語名一覧である(黒文字は書籍版での略語).

Ainusprbache
altenglisch
altfränkisch
altfranzösisch
altfriesisch
althochdeutsch
altirisch
altisländisch
altkeltisch
altniederdeutsch
altnordisch
altpolnisch
altportugiesisch
altpreuβisch
altprovenzalisch
altsächsisch
altslawisch
alttürkisch
amerikanisch
angloamerikanisch
aramäisch
australisch
Banutusprache
brasilianisch
bretonisch
chaldäisch
deutsch
europäisch
französisch
frühneuhochdeutsch
gemeingermanisch
germanisch
griechisch
hebräisch
hochdeutsch
indogermanisch
italienisch
kirchenlateinisch
kirgisisch
lateinisch
mitteldeutsch
mittelenglisch
mittelfranzösisch
mittelgriechisch
mittelhochdeutsch
mittellateinisch
mittelniederdeutsch
mittelniederländisch
neugriechisch
neuhochdeutsh
neulateinisch
niederdeutsch
niederländisch
norddeutsch
nordgermanisch
norwegisch
oberdeutsch
ostdeutsch
österreichisch
ostgermanisch
ostmitteldeutsch
portugiesisch
rotwelsch
sanskritisch
schweizerisch
skandinawisch
spätgriechisch
spätlateinisch
spätmittelhochdeutsch
südamerikanisch
süddeutsch
Turksprache
vulgärlateinisch
wergermanisch
wienerisch
Zigeunersprache


【発音記号表】

母音

単母音

《非円唇前舌母音》
[iː]
gib, bieten
[i] / [iˑ]Natrium / Pulli
[I]bitten
[eː]beten, gehen
[e] / [eˑ]lebendig / Aloe
[ε]betten, fällen
[εˑ]Uvulae
[εː]bäte, zählen
《円唇前舌母音》
[yː]süß, fühlen
[y] / [yˑ]Büro / Groszy
[Y]füllen, Mystik
[øː]töricht, Höhle
[ø] / [øˑ]Ökonomie / Malmö
[œ]Hölle
《低舌母音》
[aː]raten, Bahn
[a] / [aˑ]Ratte / Aula
《円唇奥舌母音》
[uː]Schule, Buhle
[u] / [uˑ]Musik / Kakadu
[ʊ]Bulle
[oː]Ofen, roh
[o] / [oˑ]potent / desto
[ɔ]offen
《中舌母音》
[ə] / [ə]bitte / bitten
[ər] / [r]bitter / vor

二重母音

[aI]
leiten, Hai
[aʊ]lauten
Y]läuten, heute

鼻母音

[ãː] / [ã]
Nuance / pensee
[〓ː] / [〓]Teint / pointieren
[〓]Fond
[〓] / [〓ˑ]Komplet / Pavillon
[〓ː] / [〓]Parfum / Verdun

子音

破裂音

[p]
packen, halb
[b]backen
[t]Teich, Wind
[d]Deich
[k]Kabel, Weg
[ɡ]Gabel
[ | ]Verein [fεrIn]

鼻音

[m]
Macht, kommen
[n]Nacht, sinnen
[ŋ]Schrank, bang

側音

[l]
Land, Wille

ふるえ音

[r]
Rand, Wirre

摩擦音

[f]
Fall, aktiv
[v]Wall, Vase
[s]reißen, lassen
[z]Saal
[ʃ]Stadt, haschen
[ʒ]Genie
[ç]Chemie, ich
[j]Jugend
[x]Tuch
[h]hier

破擦音

[pf]
Pferd
[ts]Zahl, Nation
[tʃ]Tscheche
[dʒ]Dschungel

その他の外国語音

母音

 (語例とその由来)(備考)
《単母音》
[æ]
Shag [ʃæɡ] engl. 
[ɑː]Scotland Yard [sk〓tlənd j〓ːd] engl. 
[ɑ]Schiedam [sxiːd〓m] niederl. 
[əː]Girl [ɡəːl] engl. 
[ʌ]Plunger [pl〓ndʒə] engl. 
[ɔː]Squaw [skwɔː] engl. 
[ɐ]Scholochow [ʃ〓lɐxɐf] russ.非円唇中舌半広母音
[〓]São Paulo [s〓ǔmpáǔluˑ] brasil.[ɐ] の鼻音化音
《二重母音》
[eI]Cape [keIp] engl. 
[oʊ]Poe [poʊ] engl. 
[Iə]Lear [lIə] engl. 
[εə]Mary Jane [m〓əriˑ dʒéIn] engl. 
《半母音》
[ǐ]Alitalia [alitáːlǐaˑ] it. 
[ĩ]Gdańsk [ɡdaĩsk] poln.[i] の鼻音化音.音節副音
[ǔ]Chihuahua [tʃiǔáǔaˑ] span. 
[ɥ]à la suite [alasɥÍt] fr.両唇硬口蓋音
[w]Goodwill [ɡ〓dwÍl] engl.
bon voyage [b〓vwajáːʒ] fr.
両唇軟口蓋音

子音

[ʎ]
Magalhães [mɐ〓ɐʎ〓ĭʃ] span. 硬口蓋側音
[ɲ]Bretagne [brətáɲ] fr.硬口蓋鼻音
[ß]Sevilla [seßÍʎaˑ] span.有声両唇摩擦音
[θ]Asunción [asunθǐ〓n] span.
Cloth [klɔ(ː)θ] engl.
無声歯摩擦音
[ð]diz [káðiθ] span.[θ] の有声音
[〓]Málaga [mála〓aˑ] span.有声軟口蓋摩擦音

アクセント

[´]
第1アクセント Kanal [kanáːl]
[`]第2アクセント abklabastern [ápklabàstərn]

ハイフン

[-]
voltaisch [v〓lta-Iʃ]
 Abfahrt [áp-faːrt]
 Tian'anmen [tǐǣn-ānm〓n] 中国語の隔音符号を示す