日国友の会



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たっこう【卓効】

読者カード 用例 2016年12月20日 公開

2015年05月04日 古書人さん投稿

用例:故ニ一タビ水銀剤ノ此毒ニ向ッテ卓功ヲ奏シタル巳来世ヲ挙ケテ靡然トシテ之ニ向ヒ
『日本大家処方新書』 1897年9月15日 河野敏人
語釈:〔名〕すぐれたききめ。

コメント:「功」になっていますが遡ります

編集部:「成功・成効」「即効・即功」「報効・報功」にならって、これも漢字欄に「卓効・卓功」両用示すべきですね。第2版では、扇谷正造『鉛筆暮らし』(1951)からの例が早いのですが、さらに54年さかのぼることになりますね。

著書・作品名:日本大家処方新書

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1897年9月15日

著者・作者:河野敏人

掲載ページなど:107ページ

発行元:誠之堂書店