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しょうごいん【聖護院】

読者カード 用例 2017年03月15日 公開

2015年06月29日 古書人さん投稿

用例:川を渡りて東に行て、聖護(せうご)院の森のこなたより吉田(よしだ)の御社に詣ず。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:(一)京都市左京区聖護院中町にある本山修験宗の総本山。もと天台宗寺門派の大本山で、三門跡の一つ。円珍の開基と伝えられ、はじめは常光院と称した。寛治年間(一〇八七~九四)園城寺(おんじょうじ)の増誉が入山して現名に改めた。のち後白河天皇の皇子静恵(じょうえ)法親王が入山して門跡となり、以来住持は園城寺の長吏と熊野三山の検校とを兼ねた。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2010年11月24日付けで『山州名跡志』(1711)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、28年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:76ページ

発行元:古典文庫