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ろくおんじ【鹿苑寺】

読者カード 用例 2017年03月22日 公開

2015年07月20日 古書人さん投稿

用例:なを北に行て、山のふもとに鹿苑寺(ろくをんじ)あり。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:京都市北区金閣寺町にある臨済宗相国寺派の寺。山号は北山。金閣寺の通称で知られる。応永四年(一三九七)足利義満が西園寺家の山荘北山第を譲り受けて北山殿と称したのを、義満の死後、その遺命で子の義持が寺としたもの。開山は夢窓疎石。義満が造営した十数棟の殿舎のうち三層の楼閣、金閣だけが残っていたが昭和二五年(一九五〇)焼失、同三〇年再建された。北山を借景とする庭園は国特別名勝・特別史跡に指定されている。

コメント:遡ります

編集部:2010年8月3日付けで、『見聞談叢』(1738)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、55年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:104ページ

発行元:古典文庫