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ほうりんじ【法輪寺】

読者カード 用例 2017年03月29日 公開

2015年07月26日 古書人さん投稿

用例:なを行て道別れ、左は法輪(りん)寺へ行、右は嵯峨・愛宕へ行なり。
『千種日記(巻第二 洛陽留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:(二)京都市西京区嵐山虚空蔵山町にある真言宗五智教団の寺。山号は智福山。和銅六年(七一三)行基の開創と伝えられ、初めは木上山葛井寺と称した。天長六年(八二九)道昌が虚空蔵菩薩像を安置して本尊とし、貞観一六年(八七四)現在名に改称した。陰暦三月一三日(今は四月一三日、またはその前後)に一三歳の少年少女が参詣する十三詣(まいり)の風習がある。日本三虚空蔵の一つ。嵯峨虚空蔵。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2011年9月25日付けで、『嶋上紀行』(1689)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、6年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第二 洛陽留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:115ページ

発行元:古典文庫