日国友の会



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あこう【赤穂】

読者カード 用例 2017年04月05日 公開

2015年08月09日 古書人さん投稿

用例:隣に伊勢の国より来たりし人ありて、昨日今日ちかづきより、播磨の赤穂より来る人など、今宵はじめてあひて物語する。
『千種日記(巻第四 摂州有馬留止記)』 1683年 著者不詳
語釈:〔一〕兵庫県南西端の地名。江戸時代初めに、姫路の池田輝政の子が独立して一藩をおこす。浅野長直(ながなお)入城後五万三千石の城下町として発展。孫、長矩(ながのり)のとき刃傷(にんじょう)によって浅野家は改易となり、のち永井氏、森氏と続いた。赤穂義士、製塩の町で知られた。播磨工業地域の一部。昭和二六年(一九五一)市制。

コメント:解釈1の初事例です

編集部:第2版では、俳諧『正風彦根躰』(1712)からの例が添えられていますが、さらに、29年さかのぼることになります。

著書・作品名:千種日記(巻第四 摂州有馬留止記)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1683年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:174ページ

発行元:古典文庫