日国友の会



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こうしんりょう【香辛料】

読者カード 用例 2017年10月25日 公開

2016年04月15日 古書人さん投稿

用例:顕著、辛烈、芳香性或ハ佳快ノ香味ヲ有スルニ因リ、飲食品ニ和シテ佳味芳香ヲ附與スルニ適シ且ツ消化器等ニ佳適ノ作用ヲ施シテ大ニ飲食消化ヲ催進スルノ効力ヲ有スル多種ノ植物質ヲ香味料(又香辛料)ト云フ
『衛生試験法』 1892年1月23日 訳者兼発行人 小山 哉、校者兼発行人 丹波敬三
語釈:〔名〕飲食物に、かおりまたは辛味を添えて風味をます調味料。辛辣性(しんらつせい)のものには山椒(さんしょう)、芥子(からし)、唐辛子(とうがらし)、胡椒(こしょう)、生薑(しょうが)、山葵(わさび)、大蒜(にんにく)、肉桂(にっけい)などがあり、芳香性(ほうこうせい)のものには丁字(ちょうじ)、薄荷(はっか)、紫蘇(しそ)、茴香(ういきょう)、月桂葉(げっけいよう)、バニラ、ナツメグなどがある。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、安岡章太郎『海辺の光景』(1959)からの例が早いのですが、さらに、67年さかのぼることになります。

著書・作品名:衛生試験法

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1892年1月23日

著者・作者:訳者兼発行人 小山 哉、校者兼発行人 丹波敬三

掲載ページなど:404ページ

発行元:訳者兼発行人 小山 哉、校者兼発行人 丹波敬三