そんゆう【損友】
読者カード 用例 2016年12月20日 公開
用例: | 文人突合のひろき人ゆへ、懇意いたしても損友にはあらざるなり。 |
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『西遊草』 1855年 清河八郎 | |
語釈: | 〔名〕(「論語‐季氏」の「損者三友」による語)交際すれば自分をそこなうことになる友人。損者。←→益友。 |
コメント:
編集部:第2版では、湯浅忠良『広益熟字典』(1874)からの例が添えられていますが、さらに、19年さかのぼることになります。
著書・作品名:西遊草
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1855年
著者・作者:清河八郎
掲載ページなど:岩波文庫375ページ
発行元:岩波書店