日国友の会



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なんなんとする【垂─・向─】

読者カード 用例 2017年01月31日 公開

2016年06月30日 探語老さん投稿

用例:(木曽義仲の)三十になんなんとして天下の功名とりたる勢ひ、
『西遊草(岩波文庫)』 1855年 清河八郎
語釈:〔自サ変〕[文]なんなんと・す〔自サ変〕(「なりなんとす(垂─)」の変化した語。目標を「に」で受けて)もう少しでなろうとする。今にもなろうとする。

コメント:

編集部:第2版では、中世以前の訓点資料等の例が3例で、あとは明治期の例へと飛んでいます。

著書・作品名:西遊草(岩波文庫)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1855年

著者・作者:清河八郎

掲載ページなど:267ページ

発行元:岩波書店