あうら【蹠・足裏】
読者カード 項目 2016年09月28日 公開
用例: | 雷雨のすぎ去ったあと、うっすらと部屋の畳がしめりをおびている。それを足裏(あうら)に感じていたとき、 |
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『日本近代文学大系 第43巻 斎藤茂吉集』 昭和45(1970)年1月10日 本林勝夫(注釈者) | |
語釈: | 〔名〕「あしうら(足裏・蹠)」に同じ。 |
コメント:俳句・短歌で用いられることの多い語ですが、一応、散文の中で用いられた例として(注の対象とされた茂吉の短歌に足裏の語は見られず)。
編集部:2016年9月13日付けで、集英社版『日本文学全集25 有島武郎集』(1971)からの例をご紹介いただいていますが、さらに1年さかのぼることになります。
著書・作品名:日本近代文学大系 第43巻 斎藤茂吉集
媒体形式:単行本
刊行年(月日):昭和45(1970)年1月10日
著者・作者:本林勝夫(注釈者)
掲載ページなど:234ページ 注四
発行元:角川書店