いさんかたしょう【胃酸過多症】
読者カード 用例 2017年01月24日 公開
用例: | 名にし負う竹内副領事の胃酸過多症(イサンクワタセウ)を |
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『世界放心遊記』 1926年 矢田挿雲 | |
語釈: | 〔名〕胃液中の塩酸が、異常に高いことによって起こる胃部圧迫感、灼熱感、胸やけ、おくびなどの症状。食後一、二時間で過酸症状が起こる。不規則な生活、心身過労、神経性疾患、消化器疾患などが原因。 |
コメント:2版の例よりも古い。
編集部:第2版では、徳川夢声『夢声戦争日記』昭和一七年(1942)一一月二五日付け記事からの例が添えられていますが、さらに、16年さかのぼることになります。
著書・作品名:世界放心遊記
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1926年
著者・作者:矢田挿雲
掲載ページなど:59ページ(-5行目)
発行元:東光閣書店