日国友の会



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やまのお【山の尾】

読者カード 用例 2017年05月19日 公開

2017年05月12日 monoさん投稿

用例:山のをのかづらはたえてなけれどもこゑはのこせりきく人のため(4・古今和歌六帖、第五、こと、3387)
『古今六帖』 976-987年
語釈:「やまお(山尾)」に同じ。

*頼基集〔11C初か〕

コメント:さかのぼる用例だと思います。<br />「めのおよぶ山のをちかきゆふまぐれおりゐる雲ぞしるべなるらし」という和歌もありました。(「新編国歌大観3」66・為頼集、1。217ページ)

編集部:第2版では、『頼基集』〔11C初か〕空の例が早いのですが、こちらは10C後に相当しますから、さかのぼることになります。

著書・作品名:古今六帖

媒体形式:単行本

刊行年(月日):976-987年

著者・作者:

掲載ページなど:239ページ〔『新編国歌大観 第二巻 私撰集編 歌集』、1984〕

発行元:角川書店