なのりかける【名乗掛】
読者カード 用例 2017年06月30日 公開
用例: | さ夜更けてたれその杜の時鳥(ほとときす)なのりかけてもすきぬなりけり |
---|---|
『治承三十六人歌合・00221・経家』 1179年 | |
語釈: | 〔自カ下一〕[文]なのりか・く〔自カ下二〕相手に自分のほうから姓名を名のり出る。自分の名をいいかける。 |
コメント:さかのぼる用例だと思います。
編集部:第2版では、『平治物語』(1220頃か)からの例が早いのですが、さらに、41年前後さかのぼることになりますね。
著書・作品名:治承三十六人歌合・00221・経家
媒体形式:その他
刊行年(月日):1179年
著者・作者:
掲載ページなど:
発行元:日文研ホームページ・和歌データベース