むせんでんわ【無線電話】
読者カード 用例 2017年07月07日 公開
用例: | 吾人ハ陸に蛛網の線條を張り海に漁網の電繿を沈む然ども曷ぞ知らん他日無線電信無線電話等の一大發明世に顕ハれ今日吾人の經營ハ徒らに劇塲の假山に等しき時期あるを知る故に余ハ今日の發達增進を以て滿足せす |
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『電氣學會雜誌 Vol.11(1893)No.63』 1893年 木村重義 | |
語釈: | 〔名〕電波を利用して行なう電話通信方式。 |
コメント:遡ります。
編集部:2007年12月24日付けで、nanyakayaさんに、服部春之助『理化工業発明界の進歩』(1909)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、16年さかのぼることになります。
著書・作品名:電氣學會雜誌 Vol.11(1893)No.63
媒体形式:その他
刊行年(月日):1893年
著者・作者:木村重義
掲載ページなど:電信法の進化 189頁15行目-190頁3行目
発行元:電氣學會