日国友の会



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わかれをつげる【別れを告げる】

読者カード 用例 2017年08月18日 公開

2017年07月29日 monoさん投稿

用例:恋衣かさぬるつまもなき物をわかれをつくる鳥の声かな<br />(巻第三百八十二・正治二年院御百首、藤原季経、恋)594ページ<br />あかぬよの別れをつけし鳥よりも独かなしき鐘の暮かな<br />(巻第三百八十二・正治二年院御百首、藤原隆信、恋)602ページ
『正治初度百首』 1200年 塙保己一編
語釈:別離のあいさつをする。いとまごいをする。また、離れ去る。

コメント:既投稿のものよりもさかのぼります。

編集部:2017年6月8日付けで、『文保百首』(1319-20)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、120年ほどさかのぼることになります。

著書・作品名:正治初度百首

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1200年

著者・作者:塙保己一編

掲載ページなど:594ページ、602ページ〔『続群書類従・第十四輯下(訂正三版)』、1983〕

発行元:続群書類従完成会