クロスワードパズル
読者カード 用例 2017年11月16日 公開
用例: | CROSS-WORD PUZZLES この訳名は「十字語」とも「綾言葉」とも、或は原音を其儘に「クロツスワード」とも言はれて、今のところは、まだ一定してゐない |
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『英語研究 18巻5号』 1925年8月 久保田正次「CROSS-WORD PUZZLES クロスワアドの話」 | |
語釈: | 〔名〕(英 crossword puzzle)全体が碁盤のようになった方形に、いくつかの文字が書かれており、その空白になっているます目に、与えられたヒントから推測して文字を入れて、縦から読んでも横から読んでも意味をなすように組み立てる遊戯。クロスワード。 |
コメント:見出しおよび他の本文個所は「クロスワアド」である。1920年代クロスワードパズルは「十字語」あるいは「綾言葉」とも呼ばれていたことが知られる。世界最初のクロスワードは1913年12 月21日「ニューヨーク・ワールド」紙日曜版とされるので、12年後には英語によるクロスワードが我が国の英語雑誌に掲載されたことになる。
編集部:第2版では、大宅壮一『文壇ギルドの解体期』(1926)からの例をご紹介いただいていますが、さらに、1年さかのぼることになります。
著書・作品名:英語研究 18巻5号
媒体形式:雑誌
刊行年(月日):1925年8月
著者・作者:久保田正次「CROSS-WORD PUZZLES クロスワアドの話」
掲載ページなど:502(通巻ページ)
発行元:研究社出版