アートマン
読者カード 用例 2017年11月22日 公開
用例: | 一年前までは唯一実在だの最高善だのと云う語に食傷していたのだから。 B 今じゃあアートマンと云う語さえ忘れかけているぜ。 A 僕もとうに「ウパニシャッドの哲学よ、さようなら」さ。 |
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『青年と死』 1914年 芥川龍之介 | |
語釈: | 〔名〕(サンスクリット atman)インド哲学の用語。聖典リグベーダでは「自分」「身体」「呼吸」を意味し、次いで人間の「本性」「自我」を、さらに物一般の「本質」をさす。ウパニシャッドに至って宇宙の原理ブラフマン(梵)と同一視された。 |
コメント:2版には例が付いていない。
編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。
著書・作品名:青年と死
媒体形式:
刊行年(月日):1914年
著者・作者:芥川龍之介
掲載ページなど:青空文庫〔「芥川龍之介全集1」ちくま文庫、1986〕
発行元:筑摩書房