日国友の会



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キャッサバ

読者カード 用例 2024年03月14日 公開

2020年07月10日 古書人さん投稿

用例:香料及ヒ其類ノ樹木灌木ハ肉桂(シニナモン)、肉豆蒄(ノットメグ)、丁子(クローヴ)、樟脳(ケンフォル)、加酒哇(カスサヴァ)、茶(チー)、珈琲(カッフィー)、棉樹(コットン)、甘蔗(シュガケーン)西穀樹(サゴパーム)等ナリ〔植物及動物〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:〔名〕(英 cassava, casava)トウダイグサ科の落葉低木。ブラジル原産で、古くからアメリカインディアンの主食の一つ。今日では東南アジアで盛んに栽培されている。幹は高さ二〜四メートル、葉は長い柄をもち掌状に深く切れ込み、互生する。葉腋に花柄を出し、先端に黄白色の小花を円錐状にたくさんつける。根はダリア状に著しく肥厚し、長さ三〇〜八〇センチメートルになり食用とする。いものき。タピオカの木。マニホット。学名はManihot esculenta

コメント:遡ります

編集部:2018年3月12日付けで、ねじり草さんに、福田定良『めもらびあ』(1967)の例をご紹介いただいていますが、さらに、88年さかのぼります。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:22ページ5行目左注

発行元:文部省(再版発行所 青史社)