日国友の会



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マスコックス

読者カード 用例 2024年03月19日 公開

2020年07月15日 古書人さん投稿

用例:象牛(コムモンヲッキス)、水牛、犛牛、香牛(マスクヲッキス)、叙比利亞地方ノ麝、快鹿(レーンジール)、金錢鹿(エキシス)、アルガリ、〔植物及動物〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:〔名〕「じゃこううし(麝香牛)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2009年9月28日付けで、松島剛『中外地理学 外国之部』(1898)の例をご紹介いただいていますが、さらに、19年さかのぼります。ちなみに、「麝香牛」の語釈は「ウシ科の哺乳類。ふつうのウシより小形で肩高一・二~一・四メートル。ウシよりも、むしろヤギ、ヒツジ類に近い。雄の眼下腺はとくに交尾期に発達し、強い麝香臭を発する。体毛は暗褐色で長くたれる。角は外下方に曲がり、ついで上方に曲がる。北アメリカの北極地方に分布。麝香羊。学名はOvibos moschatus」となっています。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:23ページ3行目左注

発行元:文部省(再版発行所 青史社)