日国友の会



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キルギス

読者カード 用例 2024年03月22日 公開

2020年07月18日 古書人さん投稿

用例:而シテ土耳其ノ一種ハ砂漠住民奇耳義斯(キルギース)、都魯機(トルコマンス)、阿西曼利斯(ヲスマンリス)等ノ類屬ヲ包含ス〔人口職業等〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:(Kirghiz)(一)〔名〕トルコ系民族。漢代からモンゴル高原北西部のエニセイ川上流域に都市を築き、部族国家を形成していたが、一三世紀頃から天山山脈の北西に南下。コーカンド-ハン国や清朝の支配をうけ、一八六四年以降はロシアに服した。革命後、一九三六年ソ連邦内のキルギス社会主義共和国を構成。現在はキルギス共和国を中心に一部は中国にも居住している。漢字で、黠戞斯・乞児吉思と書くこともある。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:2013年12月2日付けで、阪本健一『外国地名人名辞典 全』(1903)の例をご紹介いただいていますが、さらに、24年さかのぼります。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:25ページ4行目左注

発行元:文部省(再版発行所 青史社)