日国友の会



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セミティック

読者カード 用例 2024年03月22日 公開

2020年07月18日 古書人さん投稿

用例:第七セミチック即チ古代ノチャルデーン、猶太(ユーダ)、非尼西亞(フヒニシア)、近世ノ亞拉比亞人ヲ謂フ
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:〔名〕(英 Semitic)「セムごぞく(─語族)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:2010年10月14日付けで、天野為之『萬國歴史』(1889)の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼります。ちなみに、「セム語族」の語釈は「北アフリカから西南アジアにわたる語族。アフロ‐アジア(またはセム‐ハム)語族を構成する。古代のこの語族の言語に関する文字記録は、紀元前三〇〇〇年まで遡ることができる。現代話されている主な言語は、アラビア語、エチオピア語、ヘブライ語など。言語の特徴により、三つか四つの語派に分けられる」となっています。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:25ページ後ろから4行目

発行元:文部省(再版発行所 青史社)