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ちゅうおうアジア【中央—】

読者カード 用例 2024年03月22日 公開

2020年07月19日 古書人さん投稿

用例:韃靼、西蔵、蒙古、中央亞細亞全地ノ、人民ハ偏ニ畜類ヲ視テ資財トナシ〔人口職業等〕
『亜細亜及東印度地誌(百科全書)』 1879年 四屋純三郎(譯)
語釈:(アジアはAsia)ユーラシア大陸中央部の乾燥地帯。西はカスピ海、北はシベリア平原、東はアルタイ山脈、南はヒンズークシ・崑崙(こんろん)両山脈に囲まれた、パミールを中央とする地域をさす。古代から遊牧とオアシス農業、シルクロードによる隊商の中継貿易が行なわれ、数多くの国家が交替。現在は中国の新疆(しんきょう)ウイグル自治区、カザフスタン・ウズベキスタン・キルギス・トルクメニスタン・タジキスタンの五か国、アフガニスタンの北部とに分かれる。

コメント:遡ります

編集部:2011年1月13日付けで、天野為之『萬國歴史』(1889)の例をご紹介いただいていますが、さらに、10年さかのぼります。

著書・作品名:亜細亜及東印度地誌(百科全書)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1879年

著者・作者:四屋純三郎(譯)

掲載ページなど:26ページ後ろから3行目

発行元:文部省(再版発行所 青史社)