日国友の会



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てんじんまげ【天神髷】

読者カード 用例 2024年03月23日 公開

2020年07月21日 古書人さん投稿

用例:天神髷 此マゲ大小一葉ならば二十歳前後の婦人多く結ふ〔服飾門・婦人の髪容〕
『風俗画報-一号』 1889年2月1p日 発行人 吾妻健三郎
語釈:〔名〕婦人の髪の結い方の一種。幕末から明治にかけてはやった、きわめて庶民的な結髪。銀杏返しに似てその髷の中央を毛髪で巻き、一粒玉のかんざしで止めたもの。天神結び。天神返し。てんじんわげ。天神。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、徳富蘆花『思出の記』(1900-01)の例が早いのですが、さらに、12年さかのぼります。

著書・作品名:風俗画報-一号

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1889年2月1p日

著者・作者:発行人 吾妻健三郎

掲載ページなど:12ページ図版

発行元:東陽堂