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だいしよう【大師様】

読者カード 用例 2024年04月05日 公開

2020年07月30日 古書人さん投稿

用例:筆ハ、其の書風によりて、種々の製あり、大師様(ダイシヤウ)、唐様、甲斐様、大橋、近衛(このへ)なとなり、〔什器〕
『家事経済書 全』 1890年4月13日 飯島半十郎
語釈:〔名〕「だいしりゅう(大師流)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「大師流」の語釈は「書道の流派の一つ。弘法大師(空海)の書風を受けつぎ、その執筆法、および使筆法を門人に伝授する流儀。中世末、賀茂神社の神官藤木甲斐守敦直が飯河秋共らとともに一派を立てた。のち、藤木流が継承。その官名から甲斐流とも。賀茂流。大師様(だいしよう)」となっています。

著書・作品名:家事経済書 全

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1890年4月13日

著者・作者:飯島半十郎

掲載ページなど:197ページ後ろから6行目〔『通俗教育全書(第77編)』、1890〕

発行元:博文館