日国友の会



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ミクロゾーム

読者カード 用例 2024年04月06日 公開

2023年02月16日 ubiAさん投稿

用例:そのRNAを鋳型として、ミクロゾーム(リボゾーム)と一緒になってタンパク質合成が行なわれるというのが現在の生物学の仮説であり、分子生物学の最も大きな分野の一つとなっている。〔第1編・1・1〕
『分子生物学』 1963年 編集者代表 小谷正雄
語釈:〔名〕(英 microsome)((ミクロソーム)) 細胞をホモジナイザーで破砕後、核、ミトコンドリアを除いて、重力の一〇万倍以上の高速遠沈すると沈降する部分。生体膜および小胞体などの細胞小器管またはその破片からなる。蛋白質の合成に関係するリボソームの結合する粗面ミクロゾームと、結合していない筋小胞体、細胞膜、ゴルジ装置などが混ざる。

コメント:投稿例(1955)よりも新しいですが、見出し表記通りの例なので。

編集部:2005年6月12日付けで、末広鉄男さんに、中原和郎『癌』(1955)から「ミクロソーム」の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:分子生物学

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:編集者代表 小谷正雄

掲載ページなど:17ページ22行目〔『分子生物学』、昭和38年4月25日初版発行 昭和38年6月15日再版発行〕

発行元:朝倉書店