たんこう【単行】
読者カード 用例 2024年04月07日 公開
用例: | 僕病中の回顧錄を「思ひ出す事など」と題して新聞にぽつ/\書き始めた。何れ出版のとき單行にするか、他と合本にするだらうから其時あげる |
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『寺田寅彦宛夏目漱石書簡-明治四十三年(1910)十一月九日』 1910年11月9日 夏目漱石 | |
語釈: | 〔名〕「たんこうぼん(単行本)」に同じ。 |
コメント:第二版の用例(1922)よりさかのぼります。語釈には「「単行本」「単行法」「単行犯」など、他の語と熟して用いる。」とありますが、単独の例として。「「単行本」に同じ」と別語釈かなとも思いましたが、とりあえず。
編集部:第2版では、「単行本」の見出しがあるので、ご指摘のように別途ブランチを設けた方がわかりやすいですね。
著書・作品名:寺田寅彦宛夏目漱石書簡-明治四十三年(1910)十一月九日
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1910年11月9日
著者・作者:夏目漱石
掲載ページなど:漱石全集 第十五卷 續書簡集 昭和四十二年二月十八日 第一刷發行 昭和五十一年二月九日 第二刷發行 8ページ9行目
発行元:岩波書店